2012年10月18日

デイトナ ブレーキシュー交換(フロント用)


メンテナンス祭り第2回

今回はフロントブレーキシューの交換です。

IMG_0315_R.JPG

webikeの画像では青ですが、物はゴールドでした。

特に効きがヤバいとか、鳴きが酷いとか言う事は無かったのですが、
一度、消耗品関係はゼロにリセットしたい。という気持ちからの交換です。

レビューでもデイトナ製のブレーキシューは効きが秀逸だ!との声も多かったので、
お試しでという意味も含みます。
純正の効きに不満が無いと言えば嘘になりますのでwww


まずはフロントから。
以前タイヤ交換の際にフロントホイールの脱着は経験済みですので、
とどこおり無く作業は進みます。

が、

ばらす前に写真を撮っておいた方が良いでしょう。
というのも、各部グリスアップや清掃の際、かなりばらばらにしますので、
ブレーキアームの角度やらなにやら、元がどうだったのか分からなくなってしまいます。


あと、サービスマニュアルがあれば問題ないでしょうが、katsuが用意したのは、
SRマスターブックです。この書籍は、SR納車前に本屋さんで発見して衝動買いしたものです。

SRカスタムの老舗、AAA(スリーエー)の職人さんが作業を担当したカリスマ書籍なのですが、
ここに載っているSRは2001年式以降の型のようで、フロントがディスクブレーキなんです。
フロントブレーキ関連ではまったく役に立たなくて・・・。
もう何回ばらして組み立てたか・・・。

ともあれ、フロントホイールのブレーキ部分をバラしてみます。

IMG_0316_R.JPG
大方の予想どうり、ブレーキダストでかなり汚れています。

で、シュー残量の確認ですが…
IMG_0317_R.JPG

ほとんど減ってないorz

前オーナーがいつ交換したかは分かりませんが、ほんとに減ってないですねぇ。
ま、純正は予備でおいといて、デイトナ製に交換します。

エアダスターやパーツクリーナーを駆使して清掃。
稼動部分は♯600ぐらいのヤスリをかけ、しっかりグリスアップします。

因みに、katsuはグリスの種類について詳しくありません。
今ガレージにあるグリスは、CRCのモリブテングリーススプレーと
半練りのリチウムグリスです。
リチウム系は耐熱、耐水にすぐれた万能系と言う事なので、
ほとんどこのグリスを使用しています。(どなたか間違いあったら指摘してください)


元の作業に戻り、
新しいブレーキシューのカドの部分を軽くヤスリ掛けし、滑らかにします。
この作業は、ブレーキを掛けた際に出るキーという鳴きを防ぐ為ですが、
ほんの少し整えるだけでよいかと思います。
katsuは交換後、鳴きは発生していません。

IMG_0318_R.JPG

綺麗になりました。
シューの取り付け方向は『3HT-00』と刻印のある方を、表向きにセットしました。

あと、ブレーキシューの取り外し、取り付け時には、必ず作業用グローブを着用して下さい。
結構バネが強いので、挟まれると血豆必至ですw

さて、装着後の調整ですが、SRのフロントドラムブレーキは、
ツーリーディング方式といって云々…

要は、2枚のシューが均等に当たらないと、制動力を発揮できないんですwww
一般的には同期を取るとか当たりを出すとか表現されています。

ショップでお客さんのバイクを作業した場合、2枚のシューの同期を取る為、
シューにチョークを塗って、取り付けて少し走る。
ばらしてあたっている部分をヤスリで削り、取り付けて走る。
を繰り返して当たりを出すらしいですが…。



そんな手間のかかる事、私では無理ですwww
で、取った方法が、


当たりはいつか出る!!です。



交換当時はブレーキレバーが底付きして全然効きませんでしたが、
いつもより、ゆっくり走って通勤し、徐々にワイヤーの引っ張りで調整します。
1週間後に様子見でバラすと、綺麗に全面当たってましたwww
この方法は、少し危険を伴いますのでお勧めはしませんが。


当然、フロントとリアを同時に交換してしまうとそれだけ危険度が増します。
自己責任でお願い致しますwww





では、肝心のデイトナ製ブレーキシューですが、
初動からかなりガツンときます。純正とは雲泥の差だと実感しました。

katsuのSRはフロントフォークのメンテナンスはまだしていない為、
フニャフニャなんですが、ブレーキ少し掛けるだけで、ずぼっとフォークが沈みます。
実はこれ、非常に疲れるorz

一つ明るくなると、どこか暗くなりますねwww

とにかく、効きには満足で、後は耐久性ですが、それはまた1年後のお話。


IMG_0330_R.JPG








posted by katsu at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | メンテナンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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